2021年度も無事終えることができました。ありがとうございました。
本当に弊塾の生徒さんたちは真面目によく頑張ってくれる生徒さんが多いです。毎日楽しく授業ができるのも、そういった生徒さん、講師陣、裏でいろいろと支えてくださる保護者の皆様のおかげです。ありがとうございます。感謝いたします。
しかし、私どもの未熟さもあり、まだまだ生徒の皆さんの潜在能力を引き出し切れていないと反省しております。特に昨年度は中学校の教科書等が大幅に変わり、弊塾も対応に手間取り、皆様にはご迷惑をおかけしました。しかし、一年間、テストを拝見し、対策を練ってきましたので、だいぶ傾向がつかめてきました。ただ、学校の先生自体が困惑し、試行錯誤を繰り返しているようなので、今後もテストの形式等が変更になる可能性はありますが、都度適切に対応していきたいと思います。
今年度より、すべてのクラスが個別指導に戻りました。各学校の進度に合わせ、各個人の能力に合わせて、自由に進度も問題も選んでいけます。どうぞ思いっきり、自分の能力を磨いてください。我々講師陣も全力で応援します。
また、理科・社会クラスと週末補習クラスでは「eトレ」というプリント式のシステムを採用します。全国でかなり素晴らしい結果を出している学習塾さんでも使われているシステム。どこまで使い切れるのか不安もございますが、受講してくださる生徒の皆さん、担当講師陣とともにこのシステムを最大限使いこなし、より高い結果を出せたらと思います。こちらは全科目、全範囲を網羅した「公文式」のようなもので、どうしても生徒さんのやる気に依存する部分が大きいです。もちろん皆さんの気持ちを盛り上げるような工夫はしていきますが、どうか皆さんもやる気と情熱を持って参加して下さい!
今月も、水野敬也さんの『夢をかなえるゾウ』(2007年 飛鳥新社)を皆さんとご一緒に学んでいきたいと思います。よろしくお願いします。
さて今月のガネーシャ(変わった神様)からの課題は、次の2つ。
4,人が欲しがっているものを先取りする
5,会った人を笑わせる
さてさて、裏にどのような意味が隠されているか想像してみて下さい。
(30秒間、目をつぶって考えてみて下さい!)
今月の課題はちょっと難しいですね~ では、私なりの解答を。
4は、「その人の知識、経験の範囲でしかものごとを考えられない」、「人は自分の本心に気づいていない」、「気づいていても本心を話してくれるとは限らない」ので、常に相手をよく観察し、考え、相手の欲しいもの、して欲しいことを想像し、先回りしてそれを提供することが、人生を成功させるために必要なんだという教えかと。
5は、なにも「面白い人になれ」、「ギャグのセンスを磨きなさい」という意味ではないですよね… これは「氣」に関するアドバイスです。「空気を読め」や、「KY」などに使われているものですね。目の前にいる人を笑わせると言うことはこの「氣」「空気」を作るということだそうで、よい「氣」に満ちていれば、仕事も、学業も、家庭生活もよくなるのだそう。
ただ… 誰もが気の利いた面白いことが言えるわけではないですよね?そういうときはどうすればよいのか?ガネーシャはこう教えます。
「…無理に笑わせようと気張らんでええ。…まずは、あなたと会えて楽しい、うれしい、そういう思いを持ちながら楽しゅう話してみいや。ええか?『気分は伝染する』んやで。…」と。
素晴らしい教えですね。「人は楽しいから笑うのではなく、笑うから楽しいのだ」という言葉をご存じかと思いますが、これは、楽しそうに、幸せそうにしている表情、雰囲気を感じて、目の前の人も笑顔になり、楽しい雰囲気になる。そうすると、その目の前の人の笑顔と雰囲気で、今度は自分が本当の笑顔と幸せを感じてしまうのかもしれませんね。
そんな素敵な塾を、地域を、世界を築いていけたらと願います。